たたたたたたたたたた

旅行準備

・経路の決定

今回はよそうかとも思ったけれど、よしたところで何か他にしたいことがあるわけでもないし、しなければならないことはあるけれど、今でなくても構わないものなので、やっぱり今回のお休みにも旅行をすることにした。それに、こんな風に恒例行事を作っておけば、1年の楽しみが保証される(気がする)のだ。

今回の経路がこれ!

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東北には冬に行って寒い思いをしたいので、西か北海道で悩んで西にした。西日本方面には春休みにも行ったけれど、その時とは経路がほとんど違うので新鮮な気持ちで楽しめるはずだと思った。

 

・折り畳み傘

日頃の行いが良いせいか、今まで旅行中に雨に濡れたことはほとんどない。今回もきっとそうなるとは思うけれど、台風が来ているというから、念のために新しく折り畳み傘を買っておくことにした。
お店は前回傘を買った時と同じ、自由が丘にあるお店だ。2回目なのでそれほど時間はかけず、パパッと気に入ったものを見つけて購入した。

www.water-front.co.jp

トーキヨにお住まいの方は是非。

 

傘を買った後も前回と同様、喫茶店でお昼にした。

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普段好んで食べる太麺の柔らかい麺とは真逆に近い。
具材の種類と切り方、そしてソースの味が大変モイ。麺とも良く絡んでいて、喫茶店でしか食べられないナポという感じ。

 

オヨ......何だこの記事。

モクモク............

お香を買った

良い香りがするというだけで、その場所を好きになったり、その人の事が気になったりすることがあると思う。普段生活をしている部屋がそんな空間になったら、毎日を楽しく過ごせそうだと思ったので、お香を買ってみることにした。
amazon(通販サイトの事である)でお香を探すと、香り・形状共に多くの種類が見られる。見ているだけでも中々楽しかったが、そもそも香炉を持っていない事に途中で気が付いたので、まずは香炉から探すことにした。綺麗なものから修飾の凝ったものまで、どれも魅力的に見えたが、今回も目覚まし時計の時と同様に、単体で楽しめるものを選んだ。インテリア的に映えるようなものは、将来一人暮らしを始めた時に良いものを新調しようと考えている。 

倒流香(流川香)*1専用の香炉で、色々な形のものがあった。このブランドではAからDの4種類があって、それぞれ甲乙付け難かったのだが、スティックタイプのものも使えて、それなりに形も面白いという理由でBを選んだ。

煙が下に流れる特性のせいで、香りがあまり広がらないのではないかと多少懸念してはいたものの、実際に使ってみると1つでもそれなりに香りが広がった。焚いているときの香りを楽しむのも勿論いいし、しばらくして、別の部屋から戻った時にふっと香る独特の香りを感じるのもまたいい。煙の下へ流れる様子は、初めこそ物珍しさもあって楽しかったものの、3回も見れば慣れてしまって、やはり煙は上へ昇るのを見るのが面白いという気になった。

 

楽しむための準備

上で書いたように、普段生活をしている部屋で楽しむ事を考えたり、身の回りにあるもので楽しむ事を考えるのは、自身の楽しむ力を養おうとする僕のテーマによるものだ。
「これさえあれば楽しく過ごせる!」と思えるような具体的な趣味などがあるのは一見すると好ましそうに思えるが、お金や時間の余裕がなくなって、思うように取り組めなくなったときに、反動で落ち込んでしまいそうだという不安がある。できるだけ、自分の手の常に届くもの以外には頼りすぎず、身近なもので楽しめるようにすることで、どんな場所、どんな時でも楽しめるようにする、というのがこのテーマの趣旨だ。
具体的に、通学・通勤時の心持について挙げれば、ただ目的地に到着する事だけを考えながらぼんやり歩いているのと、道中で見られるような街路樹や草花について、少しでも勉強した状態で歩くのとでは、楽しさが全然違う。多くの人が見過ごしている場面や、鬱屈するような場面で楽しめるようになったら、無敵さんだと思う。

*1:煙が下に流れていく中国のお香

準備をしている人に運はめぐる

目覚まし時計を買った

僕は生まれてからの毎日、欠かすことなく起床を繰り返してきた。21年と半年が過ぎ、これまでに8,000回近く起床を経験したことになるので、今頃は起床の達人になっていてもおかしくはないが、実際は反して、大学に入学してからというもの、日を重ねるごとに起床が下手になってきているのである。起床が下手になってきているのと同時に、朝起きる必要が無くなってきているのもまた事実なので、前までは特に何とも思っていなかったのだが、最近になって、そろそろ院試の事も考えて朝の過ごし方について見直さなければいけなくなった。
起きられなくなった原因は大体見当がついていて、1つは以前に比べて帰宅と夕食の時間が遅くなっている事。もう1つは布団に入ってからもだらだらとスマートフォンを弄っている事だ。帰宅と夕食の時間が遅くなっているのは、学校と両親の都合なので、僕にできる事は無い。自分の力ではどうにもならない事について悩んだり考えたりするのは無駄である。布団の中でスマートフォンを弄っている事については、寝る前に手の届かない場所に置いておけば済む話であるように思えるが、それはできない。その理由は僕が毎朝スマートフォンのアラームを使って起きているからで、結果的に眠りが浅いせいで二度寝してしまっているのだから本末転倒なのだけれど、アラーム無しで寝るのはやはり心配なので、結局毎回布団の中に持ち込んで二度寝を約束しているのである。

ここまでくれば誰でも目覚まし時計を買うべきだという結論に至ることだろうと思う。「明日からはきちんと朝に起きるぞ!」などと心の中だけで意気込むよりも、さっさと何か見える形で行動した方が良い。そういうわけで、目覚まし時計を買った。

デザインが凝っているのは浮いてしまいそうだと思ったので、シンプルで、大きくないものを探していたところ、この時計が面白そうだったので選んだ。ボタンを押して時刻を表示しないと、とても時計だとは思えないような、不気味な程のシンプルさに加えて、時計の主要な機能に関する売りが少なく、送料も756円もするせいか、レビューが一件もない。僕にとってはこれらの特徴全てが魅力的に感じられた。別売の単4電池が必要なところもたまらない。

届いてから実際に使ってみると、やっぱりスマートフォンを弄らないと断然眠気が来るのが早く、目覚めも良かった。起床の達人に近づけたに違いない。

 

今日のナポリタン

今日は選挙の投票に出掛けた。会場の小学校の敷地内に、生徒が育てている朝顔と野菜の鉢が並んでいるのを見て、1年生の夏休みに朝顔の鉢を家に持ち帰るのを忘れた事や、自分が育てた茄子で味噌汁を作った事などを思い出した。
投票を終えた後は、UNIQLOへ行った。数日前にも行ってステテコやタンクトップなどを買ったけれど、買い忘れがあったので選挙のついでに行くことにした。目当ての品を買い、お直しをしてもらっている間に、お店の外を散歩して、通り沿いに見つけた喫茶店に入った。この通りは今までにも何度も通ったことがあったし、お店の存在も知ってはいたけれど、まだ喫茶店調査に目覚める前で、地下店舗で独特の入りづらさもあったため、視界には入っていたものの、まともに見てはいなかった。
入ってみると、「いらっしゃいませ」と迎えられるでもなく、席を案内されることもなかったので、とりあえず空いている席に座った。少ししてからメニューが来た。グラタンとドリアをおすすめしている様子だったので、初めはドリアを注文しようかと思っていたけれど、じっくりメニューを見ていくと「ナポリ風スパゲティ」の文字が目に入り、気が変わった。「ナポリタン」と言わずにわざわざ「ナポリ風スパゲティ」と言うところが気になったものの、ナポリタンには違いないと思ったので、調査することにした。

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サラダは綺麗な彩りで、お皿とも合っていて可愛らしい。
食べてみても美味しかった。

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これは絶妙だ!
少しおしゃれな雰囲気もありつつ、カッコつけていない素朴なケチャップの味がちゃんとする。麺は少しかためで、「パスタ(ドヤ)」になりがちなところだけれど、これはそんな風でもない。普通に具だくさんで美味しいナポだ。

ふらっと入ったお店で思いがけず美味しいナポが食べられてラッキーだった。モイ。

雑感

お花見

今月の10日と12日に、市内の公園へお花見に行ってきた。第2週頃から梅雨に入り、気候がジメジメとしてきたので、何か梅雨らしいことがしたいと考えていたところ、紫陽花を見ることを思いついた次第だ。

・10日
自宅からそう遠くない場所にある市内北部の公園。近所にもまだまだ知らない魅力的な場所があるのだと思わされた。紫陽花は数、種類共に非常に多く、かなり見ごたえがあった。近くでよく見てみると、一枚のがくの中でも色に変化があって、絵の様な花だと思った。

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花見をしてから知ったのだけれど、紫陽花の花弁のように思える部分は、実はがくが大きくなったもので、中央に小さくちょこっと付いている部分が本当の花弁らしい。

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こういうのもある。大きながくを持つ花(装飾花と呼ばれる)が一部にだけ現れ、まるでそれ全体で新しく大きな一つのがくを作るかのように、額縁状にそれ以外の花を取り囲んでいる。このタイプの紫陽花はガクアジサイ(額紫陽花)と呼ばれるそうだ。

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これもカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)というアメリカ産の紫陽花。花の付き方と葉の色が個性的で良い雰囲気。森ガールに人気が出そう(?)

花以外にも、この日は一つ発見をした。

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iPhoneのパノラマ撮影って縦にも使えたんだね。

 

・12日
2日前に行った公園では、花菖蒲が終わりかけで少し残念だったので、市内の別の公園へ、今度は花菖蒲を見に行ってきた。
ここは市内でもかなり大きな公園で、小さい頃はよく家族で休日に遊びに来たりもした。その公園の一角に菖蒲園があると知ったので、久し振りに行ってみることにした。

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相当な種類があって、確かに菖蒲園だった。花の付き方、枚数、色、質感が種類によって微妙に異なっていて、楽しく見られた。

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涼しげな白が好きだった。

 

和泉さん

世の和泉さんは、署名をする際、振り仮名をどのように振っているのか。「イ - ズミ」と振るのか、それとも「イズ - ミ」なのか、あるいは、「イ - ズ - ミ」と振って何となくバランスを取っているのか......。読者の中に和泉さんがいらっしゃいましたら、情報の提供をお願いします。ブイーン。

 

ストレッチ

股関節周りの柔軟がある程度進捗し始めたので報告する。
前々回の記事でもすこし触れたけれど、腿裏、特にお尻に近い部分の筋肉は、正しいフォームでストレッチをすれば、案外すぐに柔らかくなった。これは、この腿裏と言うのが、他の筋肉との連動が比較的薄く、独立に柔軟性を高めることのできる部位*1だからだと思う。それに対して、次に取り掛かった股関節は、単純に鼠蹊部周りの筋肉だけを伸ばそうとしたところで、中々柔らかくはならなかった。
まず、合蹠のポーズを試みた時点で、明らかに股関節以外の部分の緊張による抵抗が感じられた。現象としては、骨盤が立たない(背中が丸まってしまう)というのと、踵を引き寄せられないということだ。これらの事に注意深く観察を続けたおさかなの研究により、股関節を柔らかくするには、股関節の外旋・内旋両方向と、内腿、お尻、背中の筋肉の全てをストレッチする必要があることが明らかになった。
また、ストレッチを続けることで、自分の体の歪み(?)が把握できてきた。僕の体は、右足の腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)と内転筋(内腿の筋肉)が左足に比べて硬く、股関節は左足の方が硬かった。骨盤は元々後傾気味で、立っているときの肩の位置は少し前に寄っていた。これらが段々改善されていくのを感じるのは相当楽しい。絶対立派なストレッチマンになるぞ。

 

後ろ回し蹴り 耳の裏の骨を折る

前に使っていたメモ帳に書かれていた。たぶん夢の一場面か何かだと思う。

 

TOEIC

院試を先に控える学部4年生になったので、試験科目の確認をしてみたところ、6月のTOEICが院試に使える最後の回であることを4月に知った。この時点でまだ一度もTOEICを受けたことが無かったので、とりあえず直近の5月の試験の申し込みをした。
申し込みをした後は、去年の夏休み前に買ったまま手つかずだった問題集の解答用紙をコピーするのに3週間を費やした。2週間ほど前になって、受験票が届いたのをきっかけに勉強を始めた。
使った問題集は2冊。1冊は1回の模試が10分ほどにまとめられたミニ模試集で、全部で14回分ある。いきなり2時間の模試を受けたら絶対にやる気が消滅すると思ったので、大学の購買部で中身をよく見て選んだものだ。もう1冊は普通のフルサイズの模試で、3回分ある。
ミニ模試の方はかなり自分に合っていて、無理なく勉強に勢いをつけることができ、10分という分量でも、各パートの課題はそこそこ把握できたと思う。
3日前になってフルサイズの模試(旧形式)を1度解いてみたところ、解いている途中でやめようかと思うくらい、PART5の長さとつまらなさに辟易したので、5月からの新形式でPART5の分量が少なくなったのは本当に嬉しかった。
最終的に、ミニ模試10回分とフルサイズの模試2回分を解いたところで試験当日になった。読解の方は高校3年生の頃の感覚にほとんど戻せたと感じたので、(L,R)=(280,350)くらいに落ち着くと予想していた。実際の結果は(L,R)=(395,330)で、トータルだけなら予想よりだいぶ良かった。ただ、今回驚いたのは点数ではなくて、試験を受けているときの精神状態だった。
元々試験や発表にはそれ程緊張しない方だったけれど、姿勢が改善されたせいか、今までとは比べ物にならないくらい心に余裕があるのを感じた。試験中盤あたりから聞こえ出した、近くの受験生の消え入るようなか細い息の漏れる音を聞いた時には、一種の快感さえ覚えた。
試験自体については、2回の模試で先に選択肢に目を通す基本テクニックに慣れたおかげか、点数の悪かったPART3と4に模試の時よりも手ごたえがあった。Readingの方は全体的に少し雑になってしまった気がした。

一昨日の6月26日の試験も一応受けたものの、前回の受験からほとんど何もしなかったので、手ごたえも前回とほとんど変わらなかった。僕の大学では800点以上は満点扱いとなってしまうので、前回の点数でもういいかなと思ってしまったのが大きい。800点以上の点数を取ろうと思うと、結構真面目に取り組まないといけないと思うのだけれど、試験自体がなんだかあほらしく感じられてしまって、とてもモチベーションを保っていられなかった(言い訳だね)。多分一生超えられないと思う。

 

暗闇を見ることと何も見ずにいること

目蓋を閉じて体の力を抜くと、暗い目蓋の裏を見ている状態と、どこも見ていない状態を虚ろに行き来しているうちに、暗闇の中に奥行きを感じるようになる。壁が認められるので、そこに沿って上下に移動していくと、穴が見つかり、さらに奥へ進めるようになる。しばらく進むと宙に浮かび上がり、体の重さが感じられなくなる。

 

楽しそうな人

この間アルバイト先で、どうして恋人を作らないのかと聞かれたので、いなくても毎日楽しいからだと答えたところ、確かにおさかなくんは楽しいと感じる閾値が低いというか、生きてるだけでなんだか楽しそうだと言われた。生きてるだけで楽しそうだなんて、言葉だけ見たら馬鹿にしたような感じがするけれど、もちろん相手はそんな風ではなく、僕も少しも嫌な気分にはならなかったばかりか、嬉しいとさえ思った。常に高刺激な体験を求めるよりも、自分の中の楽しむ力を高めるというのが、僕の中の一つのテーマなので、周りから見てもそれが少しずつできてきているということが分かったのは良かった。最近は家にいるとき以外はできるだけ笑顔でいることを心掛けているので、このような印象を与え易くなっているだろうとは思っていたものの、「楽しいと感じる閾値が低い」というのはかなり的を射ていると感心した。笑顔でいることの心への作用は馬鹿にならないので、これからもとりあえず常に笑っておくことにする。

 

姿勢屋さん

姿勢屋さんの動画です。

www.youtube.com 

 

*1:あくまで僕の感覚だから、実際にどうなのかは知らない

グラシアス つまり 

「きちんとお礼が言える人」と聞いて、悪い印象を持つ人はまずいないと思う。ただ、個人的な感覚としては、「きちんとお礼が言える人」の「きちんと」の程度は、頻度についてのみ*1言えば適切でないように感じる。
そもそも、この言葉を出す人が、会話中にその程度に関してまで言及することはほとんどないし、聞き手が尋ねることもまたないだろうけれど、一般的には、「言えば言うほど良い」というのが共通の感覚だと思う。お礼を言われて嬉しがる人は多いからだ。僕も一応それをわかっているから、アルバイト先などでは些細な事でも一々お礼を言うし、元々血行を良くするために鍛えた表情筋をフルに使って、最近はやたら愛想が良い気持ち悪い人にさえなっている。愛想を振りまいていると周りの人は好意的に接してくれるし、連携も取りやすくなるから、仕事の場面では「きちんとお礼が言える人」に徹するのが正解なのだろうと思う。
しかし、本来お礼は、相手を喜ばせるためにするものではないと思う。じゃあ誰のためにするものなのかと言えば、誰のためでもない。心から感じた恩に関する、純粋な心情の吐露であってほしい。したがって、常に相手に伝えなければならない道理は全くなく、心の中で想うだけで十分なのだ。わざわざ言葉にしてくれなくても、無意識に態度に現れていて、そこから伝わることも多い。それに、言葉という形でするお礼は、僕のような不純な気持ちでお礼を言う人がいる限り、嘘と区別がつかないので、表現の方法としてはむしろ勿体無いとさえ思う。これが「きちんと」の程度が不適だと感じる理由だ。
その他にも、見返りを求めない純粋な厚意からしてくれた事に大して、毎回言葉でお礼をしていると、その相手を、感謝の言葉のためにしている偽善者に仕立て上げてしまう気がすることがある。このような場面で相手がどう思っているか、また周りがどう思っているかは分からないけれど、少なくとも、自分が形式ばった印象を受けるお礼を言われた時には、そんなお礼なら言ってくれなくてもいいと感じる。だから、僕が人のために何かをするときには、お礼を言われないようにできるだけこっそり遂行したいし、本当ならお礼もこっそりしたいと常に思っている。

 

今日のナポリタン

八王子に住んでいる人と話す機会があって、1月のナポリタンイベントの時に見つけた喫茶店を紹介したら、自分が行きたくなったので今日行ってきた。

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ソースの味が完璧すぎる。
麺もデロデロでかっこつけてない感じ。

ここのコーヒーは美味しい苦みがあって、温度が下がるにつれて丁度良い酸味が出てくる。香りも良い。2階店舗。空いてる(平日だからかも)。少し薄暗い。店内に流れるクラシック。ありがとう...ありがとう......。

*1:この「きちんと」には、相手の目を見ながら、だとか、伝える際の言葉遣いなどといった、態度に関する意味と、受けた恩の大小にかかわらずお礼を言う、といった頻度に関する意味の2つが含まれていると思う

雑感

最近考えた事、試してみた事の感想をざっと書いてみる。

 

紅茶

春休みからティーバッグの紅茶を色々買って家で飲んでいる。
試したのは

こんなところ。
今のところはルイボスとカモミールが気に入ってよく飲んでいる。ハーブティーは種類が多いので、調査のし甲斐があるという楽しみもある。フレーバーティーは「トロピカル」とか「~ベリー」みたいな不安になるような名前のものが多いけれど、飲んでみると結構美味しい。むしろ、こういうものの方が紅茶独特の楽しみを堪能できるのかもしれないと思った。甜茶も個性的な味で美味しい。天然で甘い味なのが面白い。花粉症にも効くってとあるダメな人が言ってました。ダージリンは安いからなのか知れないけれど、それ程美味しいと感じなかった。家で飲むものは安くて美味しいものが理想なので、しばらくはハーブティーフレーバーティーが主になると思う。

 

ストレッチ

呼吸を意識し始めたあたりから、ストレッチをするようにしている。腿の筋については、長座をしようとすると腹筋が震えてじっとしていられないレベルだったのが、今ではだいぶ柔らかくなって、前屈の際にお腹を腿にくっつける感覚が掴めるようになってきた。
硬い人は最初から足を伸ばした状態で前屈することはせずに、正しい姿勢で伸ばす感覚を先に身につけた方が良いと思う。これには、体育座りの状態で腿を抱えてお腹をくっつけたまま、無理のない範囲で足を伸ばして前屈に移行するストレッチが効果的だった。本当に硬い人は、体育座りでお腹をくっつけているだけで既にちょっと苦しいと思う。ヨガの「鋤のポーズ」というのも結構自然に腿裏が伸びるのでおすすめ。
股関節の方は未だ良い方法を模索中。

ストレッチの効果か、立っているときや座っているときなど、姿勢を意識するようになってきた。姿勢が悪かったころには、良い姿勢はなんだか疲れそうに見えていたけれど、実際は逆で、ほとんど疲れを感じない上、リラックス効果も感じられる。肩を軽く開いてほんの少し胸を張るように意識すると、自然に背筋が緩やかに湾曲した良い姿勢になることもわかった。電車内での不安感もこれで大体改善されてきた。

 

名言の引用

会話や文章中で、偉人の名言等を引用するのが好きな人がいるけれど、聞いて(読んで)いてあまり気分が良くない。引用する事自体は構わないのだけど、それが普遍的な正しさを含んでいるように前提して話を進められるのが嫌だ。「心に響いたこんな言葉がある。(ゴニョゴニョ......)どうだい、深いだろう」、といった単なる紹介よりも、その言葉について自身で考えて感銘を受けたのなら、その自分なりの思考の過程や、体験について聞きたいと思うのだ。よく知らない人の言葉だけをポンと出されたって何とも思わない。

 

余裕

3月から相変わらずお金が足りない状態が続いている中で、思うことがあった。1~2年生の頃は自分の好きなことが分からず、アルバイトで稼いだお金がひたすら貯まっていく状態だった。少し大きな買い物をしてみたり、旅行をすることもできたのだろうけれど、今ある余裕を保つことが大切であるように思えて、日常での小さな無駄遣いをする程度の贅沢に興じていた。楽しく使いもしないお金を稼ぐのは本当につまらないものだと思う。それでいて、貯金をしていると人に言うと大抵褒められるからよくない。
確かに、物質的な余裕を持っているのは好ましいと思うけれど、余裕がないと行動できないというのは精神的な余裕に欠けていると思う。自身の感覚では、お金があるのに使わずにいた頃よりも、無いのに使っている今の方が遥かに楽しいし、余裕を感じている。
ただ実際のところ、こんな風に思えるのは、前提として不自由なく生活をさせてもらえる環境があるからだと思う。パパ......ママ......。

 

良い風景の条件

良い風景の条件について。これは当然人によって異なるものなので、色々な人の意見を聞いてみると面白そうだとよく思う。僕にとっての良い風景の条件は、「人が居ないこと」である。特別美しかったり、自然の雄大さを感じられたりする必要はなくて、人の世から離れたような気になれた時に、その場所が強く印象に残る。青森の青池を訪れた時の事を思うと、バスが営業期間前で出ておらず、自分の他には誰もいない坂道を雨の中1時間も歩いて辿り着いたからこそ、あの神秘性が感じられたのかもしれないと今では思う。

 

タイトルに相応しく、いつも以上に取り留めの無い記事になった。モーン。

2016-05-13

13日は給料日ではないけれど、日付が変わると同時にお金を工面することができた。といっても、春休みの旅行分の引き落としの関係やらで利用していた、キャッシングの枠が復活したというだけの話だ。県西部の玄倉川沿いにある発電所の近くに、鮮やかな青色をした水が見られる場所があるというので、復活したばかりのキャッシング枠を早速利用して行ってみることにした。

バスの時刻表はばっちり確認したつもりだったが、ばっちり夏季のダイヤを見ていたらしく、目的地の最寄り駅である谷峨に到着してから3時間弱の空き時間が生じてしまった。仕方が無いので、20分程前まで居た同バス路線内のJR松田駅まで引き返し、来るときに気になった駅前にある4軒が隣接した喫茶店で時間をつぶすことにした。内2軒は大好きな2階店舗で、どちらにするか迷うところではあったけれど、片方は休業日だったので選ぶ手間が省けた。

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わくわくする入り口。
思ったよりも雰囲気が明るかった。

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焼チーズナポリタン。
ジュウジュウ音がなってる!

ケチャップよりもトマトソース寄りで、このソースがやたら美味しい。波打った形状のおかげで、皿の側面にこびりついたチーズをはがすのが容易いし、満足度は相当高い。このお店ではナポリタン推しの看板を見て飛びついて入ったせいで、興奮してコーヒーを頼むのを忘れた。

次のお店も店先のメニューにナポリタンがあったお店を選んだ。残りの1軒は店名に「CAFE」の文字が入っていたので避けた。

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珍しくケーキを注文してみた。
器が可愛い。

ケーキが美味しかった。尤も、ケーキについてはそれほど食べ慣れていないので、どこで食べても美味しいと感じるとは思う。これは大変幸せな事なので、これからもケーキは特別な食べ物のままにして置こうと思った。コーヒーは本当に普通だった。香り、酸味、苦みのすべてが控えめで、温度が変わっても味がほとんど変わらなかった。この感想をメモするときに、咄嗟に「d(味)/dT=0」と書いたのに自分で少し可笑しくなった。

バスの発車時刻になったので、ターミナルに向かった。御殿場線がだめだったので、バスはどうかと思って思案していたけれど、バスの方はICカードの利用ができた。小さい頃はあまり好きではなかったバスも、今は悪くないと感じる。電車と同じで、自分は何もしていなくても勝手に移動してくれるし、窓が大きいので、見晴らしの良い道では景色を見やすい。尤も、小さい頃に遠足などで乗っていたバスは、シートの間隔が狭く、窓も小さかったので、単純に比較できないとは思うけれど。
乗車後40分ほどでバス停玄倉に到着した。道路を挟んだ向かい側には丹沢湖が一面に広がっている。上流から流れてきた河川の水が溜まってできるような、平野部にあるものとは違って、山の中にある湖は少し不思議な感じがする。空からの直接の降水と、地中の水分の滲出で生じるのだろうから、浜辺で掘った穴の底に水が溜まっていくのと変わらないのかもしれないと、考えることならできるけれど、それでも海から距離も標高も随分離れた場所に、これだけの水量の水溜りができるのは面白いと思う。

道はGoogle Mapsで確認していたので、自販機で飲み物を買ったらすぐに出発した。しばらく湖畔を歩いていくと、川に差し掛かったあたりで突然水の色が変わった。

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ワァ!
小さい頃に遊んだ酷い臭いのするスライムを思い出した。

建材の業者の車が通る為か、途中の杉林の中以外は結構道が整備されていて、誰でも迷うことは無さそうだった。平日だったので人も少なく、気分よく歌を歌いながらハイキングを楽しんだ。
発電所までは3つのトンネルがあった。そのうちの1つは全長が300m以上あり、ライト無しでは真っ暗で何も見えなかった。事前に調べた時点で、懐中電灯が必要であることは知っていたのだけど、出発前に家の中を軽く探してみても見つからなかったので、今回は持たずに来た。実際のところ、iPhoneのLEDライトだけでも歩くには十分だった。落とし穴があるわけじゃあるまいし、一本道のトンネルの中だとわかっているのだから、自分の近くの壁面さえ照らしていれば平気である。

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境隧道

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新靑崩隧道

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石崩隧道

3つ目のトンネルを抜けたところで玄倉ダムに到着。

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目的のブルーは水門で隔てられた上流側にあった。

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ネットで書かれていたような「神秘的」な感じはしなかったかも。
碧いには碧い(青ではなく)。

バス停に到着したのが13時39分で、ダムに到着したのが14時50分ごろだったので、1時間10分程度かかった。結構サクサク歩いてこれなので、距離はそこそこあったと思う。
神秘的な感じがしないからか、いつまでもじっと見ている気にはならなかったので、写真を撮り終えたらすぐにその場を後にした。

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この日は天気が良くて植物が活き々々して見えた。
服装から、登山の行程に含めて来ていると思われるような人もいて、挨拶をすることで登山気分を分けてもらえた。

来るときにLEDライトで照らしながら通った新靑崩隧道内の道は、曲がり角を挟んだ片方がもう一方に比べて長い、数字の「7」の様な形をしている。そのため、往路では曲がり角を過ぎるまで進行方向から光が入って来ず、後ろからの光も長い道のせいですぐに届かなくなってしまうが、それに対して復路では、最初の道が短いおかげで曲がり角までが後ろからの光で照らされ、カーブを過ぎてからは先方に小さく出口の光が見えるので、ライトが無くても道を見失うことが無い。歩いていて楽しいのは当然往路だ。碧い水をもう一度見たいとは思わなかったけれど、真っ暗なトンネルの中はもう一度歩きたいと思った。

次に玄倉に帰りのバスが来る時刻は16時6分と、その次が16時51分だった。ダムを出たのが15時10分頃の事だったので、普通に歩けば51分のバスに乗ることになるが、帰りが遅くなるのは嫌なので、6分のバスに間に合うよう少し走ることにした。日中に走るのは久しぶりだったので、気持ちがよかった。

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やっぱりここは帰りも気になった。
数時間前に見た時とは混ざり方が違う。

無事6分のバスに乗ることができ、元々の予定と1時間弱しか変わらない時間に帰宅することができた。松田駅前の喫茶店には、夕方に訪れる予定だったのだけれど、トラブルで昼食に食べるようになったのは、かえって良かったと思った。ナポリタン調査もできたので良い1日だった。