西日本横断9日目

旅行9日目という事ではあるが、することは飛行機に乗って家へ帰るだけである。駅近くのバスターミナルから、空港行のシャトルバスが出ていると前日に知ったので、ぎりぎりまでホテルで過ごしてから、10時過ぎにバスターミナルに向かった。切符を買って乗り場へ行くと、バスを待つ人が列を作って並んでいた。時間は早すぎる位なので、確実に座れるように次の便に乗ることにした。空港行のバスは15分置きに運行していたので、安心して見送ることができ、結局乗り込んだのは3本目のバスだった。

空港に到着したのは11時30分ごろで、出発の時間までまだ3時間あった。早すぎるかもしれないけれど、この日は雨が降っていて外にはいたくなかったので仕方がない。お店をひとつひとつ見て回り、気に入ったお土産を買った。残りの時間をどう過ごしたのか、もうほとんど覚えていないけれど、たぶんいつものように何もせずに過ごしていたと思う。

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さっきまで降っていた雨が上がり、良い天気になった。
ガラス張りだから広く外が見えて良い。

今回はJetstarを利用したのだけど、モバイルチェックインがとても便利で良かった。2時間後に成田に着いた時にはかなり寒く感じた。前日の鹿児島の日中の気温は20度近くまで上がっていて、半袖で歩く人もいたほどだったから無理はない。

 

まとめ

今回の旅行に限った事ではないけれど、僕が旅行を通じて思うことは、何も特別な場所へ行かなくたって、少し目を凝らして見れば、身の回りにでも面白いものはたくさんあるという事だ。旅行という非日常の体験からこのような事を思うのが、自分の中では面白いことのように思う。
去年の春休みに長野と青森へ旅行へ行ったあと、近所の桜や大学の木々など、今まで何とも思っていなかったようなものに心が惹かれるのを感じた。散歩をするようになったのもこの頃からで、旅行の前後で感性が変化したのだと思う。特別な体験も、若いうちに多くできたら良いと思うけれど、それと同じくらい、小さなことで感動できる感性を養うこともできたら良いと思う。


[ 追記 2016/03/19 22:09 ]

今回の旅行では、最初の4日間を人と過ごすという今までになかった試みを行ったのであるが、これを通じて、誰かとする旅行も結構楽しいのかもしれないと旅行中から考えるようになった。初めから特別なものを頑なに求めるよりも、ありふれたように見えるものの中に特別なものを見出す感性を養うことの大切さは、人間関係にも言えるかもしれないと記事を書きながら感じた。つまり、今まではあまり目を向けなかったような相手でも、よく目を凝らせば、きっとその人にしかない面白い部分があるはずだと。相手に興味を持つ為にはこういう心がけが必要なのだと、今回の旅行を終えて感じたのだった。

ということを書きたかったのだけれど、すっかり忘れていたので追記した。