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北海道4日目

3日目の釧路湿原と同様に、旅行最終日のこの日も、出発前から楽しみにしていたことがあった。室蘭駅から徒歩1時間程度の距離にある地球岬*1で日の出を見ることだ。日の出を見るからには早起きをする必要があり、前日の大移動にもかかわらず、4時に起床する事を求められた——求められたが、応えられなかった(ワハハ)。実際に起きたのは7時で、地球岬で日の出を見た後に札幌のラーメン二郎で昼食、六花亭本店でマルセイバターサンドアイスを食べ、テレビ塔から市街を一望するというこの日の計画は崩れ、岬か札幌かの一択を迫られることとなった。3時間寝坊しただけ頭はすっきりしていて気分も良かったため、気落ちすることもなくすぐに決心はついた—『岬に行こう』。どちらも魅力的ではあるけど、どちらか一方と言われたら自然を選ぶ。
ささっと支度を済ませてからホテルの食堂に無料サービスの朝食を食べに行ってみると、無料であることを疑いたくなるほどその内容が豪華で驚いた。どうして焼き鮭の切り身が2つもあるんだと思ってよく見てみると、片方が明太子だった時には思わず口角が上がった。何だこの大きさは!献立は白ご飯、お吸い物、納豆、海苔、お漬物、焼き鮭、明太子、生卵だったかな。流石にご飯のお替りは遠慮したけど満足だった。美味しい朝食を食べた後の岬への道は、車通りも少なく気持ちが良かった。
40分程度で岬に到着し、展望台から海を見渡したときに、こちらを選んで本当に良かったと思った。灯台は今までもいくつか見学したことがあったけど、ここは抜群だった。水平線の太陽の真下の部分は金色に輝き、黄金の大陸が現れているようだった。綺麗な風景である上に、ここは抵抗なく好きになれた。そして、この内浦湾のパノラマからは水平線の湾曲が確認できる。これが実際の地球の湾曲を見ているのか、大気や光の効果やらでそう見えているのかは定かではないけど、気分としてはまさしく「地球スケールの景色を見た!」というものだった。

そういえば、展望台下の自販機で買った紙パックの牛乳が特別美味しく感じたんだけど、気分によるものなのか、実際に美味しかったのか。いや、両方かな。
そのあとのトッカリショ展望台までの道からも奇岩というのか、変わった形をした岩がたくさん見られて面白かった。素敵な景色を見た後はそのまま母恋駅から電車を乗り継いで新千歳空港に早めに到着して、お土産を買ったりラーメンを食べたりして過ごした。ラーメンはいまいちだった。

4日目終わり

 

まとめ

今回の旅行で探していたものの正体は結局、「人気の無い、何からも見捨てられたような気分に浸れる道を、独りでトボトボ歩く」というものだったと思う。歩くのが好きで、単に綺麗なだけなものにはあまり魅力を感じず、侘しい景色が好き。地方の賑やかな都市へは、これからは複数人での旅行で行くのがいいのかなと思った。

*1:最寄り駅は隣の母恋駅で、徒歩30分程度