2015-04-22

僕の自宅の周辺には、林が幾つかに分かれて点在している。色々な人から時々聞いていた数10年前はこの辺りも田舎だった、という話から、恐らく元々は1つの林だったのだろうと思う。今日はその林の散策に出かけた。
どうして散策をしたのかと言えば、課題が少し行き詰ったからで、気分転換をする事が目的だった。林の中は人通りが少なく、新緑の鮮やかさが目に心地よかった。そういえば今通っている大学も本当に緑が多くて、最近では森のようなキャンパス内を気分良く散歩をすることもある。ちなみに、少し気になって森と林の違いについてささっと調べてみた所、「人の手が付けられていないものが森、付けられているものが林」とする説や、「大規模・高密度なものが森、小規模・低密度なものが林」とする説があった。前者は農林水産省の規定だとかで、支持している人が多いように見受けられたけど、矛盾が生じるような例も多い様子。こんな風に調べておきながら、個人的にはこれまで慣習的にそれぞれが定められてきている以上、明確な基準を作るのは感覚との齟齬もあって無理があると思っているので、後者寄りの、「きがあつまってるのがはやしで、もっとたくさんあったらもりです!」といった具合に、今まで通りぼんやり区別していこうと思った。だって、例えば鬱蒼とした木立があったときに、簡易的な歩道を拵えた場合、それを人の手が加えられたからと言って林と呼べるか、という話だ。鬱蒼と木が茂っていたら森だよ。
森と林の話はここまでにしておこう...。ところでなんだか今年は、5月病が発症することがなさそうだと感じている。というのも、例年この時期には、新学期が始まって早くも気分がだれてきていて、心地よい天気や、明朗快活なキャンパスの雰囲気に何となく嫌気が差すものだったんだけど、今年は心に余裕があって、その兆候が見られない。心の余裕の大きな理由は、今学期の授業の面白さにあると思う。どの授業も学科の専門色が強く、物性関係の講義が今学期は特に多い。1コマだってサボりたいという気持ちが全く起きない。コマ数もだいぶ減って時間的にも余裕があるので、調べていて特に興味を持った分野については自分で勉強を始めた。
と、ここまで書いて、連休前までの5月病のテンプレを辿っている気がした......。