読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

西日本海岸線4日目

今回の旅行を計画しているときの懸念の一つに、自然成分が少なくなってしまうという事があった。福岡空港を終着点に設定した上で前回通った道を避けるとなると、道は限られてしまうし、その道も主に幹線沿いになるので、どうしてもそうなってしまう。その自然成分を補おうと、和歌山市内で一泊した翌朝は北西部に浮かぶ要塞島―友ヶ島に行くつもりだったのだが、昼頃から風が強くなるとの予報を受けて、船が全便欠航になった。鬼ヶ城に続いて、かなり楽しみにしていた場所だったので残念だった。
行かれないものは行かれないので、予定を早めて大阪をうろうろすることにした。早めたと言っても、3時間も4時間も居られるわけではない*1ので、簡単にたこ焼き調査をした。

f:id:pDEsym:20160915182547j:plain

一軒目。テーブルに着いて食べられるお店だったので入ってみたら、自分で焼くタイプのお店でオヨ...となった。
ほとんど経験が無かったので、店員さんに教わりながら焼いた。途中から楽しくなってきて、ハプニングが良い方へ転んだと思った。尤も、居酒屋的つらさはあった。

f:id:pDEsym:20160915183440j:plain

多分観光客に人気のお店。地元の人は行くのだろうか。
お持ち帰りと、カウンターでの立ち食いが選べる。大粒で食べごたえがあるし、何よりもソースと上に載っているネギが美味しすぎる。以前大阪出身の研究室の先輩が、「たこ焼きとか焼きそばは、ソースを食べる為のクラッカーみたいなものだと思ってる」と言っていたのを思い出し、その言葉の意味を悟った。ソースが美味しければモイ。

 

調査欲が満足したので、宿泊地の尾道へ向かった。途中の岡山で大手まんぢゅうを買って食べてみたかったけれど、乗り換えの時間が短くて買えなかった。車窓からの風景は、新幹線の中からよく見るような風景が続いていてあまり面白くなかった気がする。

夕方に尾道駅に到着し、予約したゲストハウスまで行くのに商店街を通ったのだが、そこの雰囲気が非常に良かった。余計な明かりがついていなくて薄暗く、人通りも多くないが、それでいて廃れているというわけではない。個人経営の小さなお店がたくさんあって、どれも心が惹かれた。港町だからお魚も新鮮なものが食べられるだろうし、町並みも良い。丁度良い場所にあると言うだけで何となく選んだだけだったのだけれど、とても良い町だった。
ゲストハウスは初めての利用だったが、宿の人は親切だし、古い民家(?)を利用した施設なので、居心地が良かった。お風呂もあったようだけれど、近くに日帰りの温泉施設があると聞いたので、お風呂はそちらで済ませた。那智日帰り温泉に続いて、ここでも貸し切り状態だったのでかなり気分がよかった。
入浴後は尾道ラーメンを食べるつもりでいたのだけれど、その時間にはもうほとんどのお店が閉まっていたので、宿の人に聞いて別のおすすめのお店を紹介してもらった。

f:id:pDEsym:20160916011218j:plain

美味しかった......。
こういう素朴な中華そばも良い。

お店の周辺の通りも雰囲気があり、飲食店もたくさんあってモイ。

 

 

記事を書きながら振り返ってみると、4日目は食べてしかいなかった。まあいいや。

*1:友ヶ島への船の欠航がHPに記載されたのが始発便の出航時間を少し過ぎた頃だったので、最寄り駅までは行ってしまっていた

西日本海岸線3日目

f:id:pDEsym:20160913012941j:plain

晴れたね。前夜はずっと雨音が聞こえていて、アプリでは予報どころかこの写真を撮影した時の現在の天気すら「大雨」になっていたのだけど......。
覚醒一番に窓から明るい光が入ってきているのに気付くと、良い一日になる予感がした。

紀伊勝浦駅7時25分発のバスに乗り、20分ほど坂道を上ると大門坂に到着した。

f:id:pDEsym:20160913030212j:plain

門のようにそびえる夫婦杉。樹齢は800年だそう。

f:id:pDEsym:20160913030700j:plain

前日の雨で石畳が湿っていてつるつる滑った。

f:id:pDEsym:20160913030935j:plain

上手に撮れました。

f:id:pDEsym:20160913031133j:plain

山の方も天気は良かった。

f:id:pDEsym:20160913031447j:plain

大門坂を抜けた後の熊野那智大社への参道。
朝早かったおかげで売店はほとんど閉まっており、静かで気分が良かった。

f:id:pDEsym:20160913031754j:plain

急に生活感があって面白い。

f:id:pDEsym:20160913031854j:plain

f:id:pDEsym:20160913031934j:plain

結構高いところまで来た。

暫くすると那智大社に到着したが、不勉強なせいで寺社の面白さはわからない。不勉強でも建物の姿などに惹かれる人もいるかもしれないが、その感覚も持ち合わせていない。写真を撮ったりするのも不躾な気がして憚られたので、素通りして大滝へ向かった。

f:id:pDEsym:20160913033619j:plain

滝までの参道も石畳。
歩いていて気持ちが良い。

f:id:pDEsym:20160913034400j:plain

f:id:pDEsym:20160913034443j:plain

雨が降り出したのかと錯覚するほど飛沫が飛んでいた。
雨の降った翌日で、綺麗な良い滝だと売店の主人が言っていた。

伝書鳩を模しておみくじを掴ませた八咫烏の置物が売られていたのが、可愛らしくて欲しくなったけれど、荷物が増えるのは困るし、おみくじなら年始に川崎大師でありがたく「凶」を頂いている。ここで更新しても何だかズルをしたような気になりそうだし、最初に引いた方まで有耶無耶にさせてしまう気がしたので、やめることにした。おみくじに真剣なので。
那智では碁石などに使われる黒石が採れるというので、周辺の売店ではそれに肖った黒飴などが多く売られていた。試食したみかん団子が美味しかったのでお土産に一つ買った。
お土産を買った後は近くのバス停からバスに乗り、日帰り温泉へ向かった。上ってきたときに確認していたので、恙無く最寄りのバス停で下車し、開店とほぼ同時に到着した。露天風呂がとても気持ち良くて、お湯の布団を被るようにして暫く縁の浅い場所で横になってくつろいだ。2日ぶりのまともなお風呂ですっきりしてから、またお土産に蒲鉾の詰め合わせを買った。

 

18きっぷを利用する際には、その日最初の乗車時に入鋏印を押してもらう必要がある。この印は思い出の品としての面もあり、この日は是非那智駅で押してもらいたいと思っていたのだけれど、生憎那智駅は無人駅であった。そのため、那智駅で電車に乗ってから、次の乗換駅の串本駅で入鋏印を押してもらった。
串本での乗り換え待ちの時間に、一時雨が強くなったものの、すぐに止み、それ以降雨が降ることは無かった。
紀伊半島の西側ではトンネルもそれほど多くなく、景色も良かった。

f:id:pDEsym:20160913123710j:plain

f:id:pDEsym:20160913123718j:plain

キャプチャで画質は悪いし水滴も付いているけれど雰囲気は何となく伝わると思う。
電線が近くにあるのもかえって景色を引き立てているように感じる。岩礁が多くて見飽きることがなかった。

f:id:pDEsym:20160913124532j:plain

雨上がりなので空気も綺麗。

あまり良い景色が続くので、見入って写真をあまり撮らなかった。たまに撮ってみても、感じたままには写らない。感じたままに写らないのは嬉しい。これはカメラの性能の問題ではなくて、五感で体験することによって、単純な視覚のみで景色を眺めるよりも美しく見えているということなのだと思う。たとえ綺麗な写真が撮れたとしても、実際には綺麗に「見えている」だけで景色自体は特別なものではないのだから、嘘くさくなる。どれほど高性能なカメラで撮影して、美しく加工した写真でも、五感で体験する眼前の光景には及ばないということが実感できる。

 

夜になって和歌山市に到着した。ホテルでチェックインをしようとすると、(当たり前だけれど)関西弁の気さくな主人が、予約していた部屋より良い部屋が空いているといって、そちらへ移動させてくれた。
荷物を置いてからはラーメンを食べに出掛けた。30代かそこらの店員の一人が、注文を取るところからお会計まで、終始不愛想に接客してくるから、かなり気分が悪かった。それでいてラーメンは結構美味しかったから、ますます気分が悪くなった。

西日本海岸線2日目

台風12号の接近のせいなのか知らないけれど、2日目頃から天気が崩れる予報だった。たまたま駅のホームで見つけた立ち食いうどん屋で、思い出したように名物の味噌うどんを食べてから、未だ晴天の名古屋を後にして、雨の降る方へ向かった。

名古屋から2日目に泊まる紀伊勝浦までは約6時間の道のりで、今までの旅行と比較すると、かなり控えめな移動距離と言える。移動距離が短いと体力的に楽になるかと言うと、実際はそうでもなく、伊勢神宮に寄る時間ができてしまったり、朝電車に乗る前に名古屋城を見学する時間ができてしまったりするので、気持ちの方が疲れてしまう。旅行こそ休みの度にしているものの、根は旧態依然として出不精だから、旅行中であっても、本当に行きたいと思う場所以外にはできるだけ行かないで済ませたい。移動距離が短い分、一日を通してのんびり行動することを心がけた。

車窓から見る四日市のコンビナートが、近代的とも未来的とも言い難い独特の雰囲気で魅力的だと思っているうちに、津駅に到着した。良い時間だったので、津ギョーザの食べられるお店で昼食にすることにした。

f:id:pDEsym:20160912213925p:plain

8cm位はあったと思う。
津市では小学校の給食でこれが出るらしい。

ご飯のおかずと言う感じではなかったけれど、普通の餃子よりもタネが肉々しくて美味しかった。ご飯と餃子というと、2年生の時に受けていた中国語の先生が、中国では餃子は主食だから、日本に来て餃子をおかずに白ご飯を食べる日本人を見た時には驚いたという話をしていて、面白く思った覚えがある。確かに主食をおかずに主食を食べるのはかなり不思議に思えるけれど、考えてみれば麺類とご飯だって一緒に食べてしまうくらいだから、白ご飯を美味しく食べられれば日本食はそれで良いのかもしれない。

お店が駅から少し離れていたこともあって、丁度良い時間の電車を逃してしまい、気になっていた熊野の鬼ヶ城へ行く時間が無くなった。同時に1時間程の時間ができて、困ったと思ったけれど、すぐ近くに喫茶店があることが分かったので、とりあえずそこで時間をつぶすことにした。

f:id:pDEsym:20160912222739j:plain

外装・内装共に良い雰囲気だった。

早く台風に来てほしいと思ってしまうほど、あまりに暑かったので、珍しく*1アイスコーヒーを注文した。ここで飲んだアイスコーヒーは後味に明らかに市販のものには無い美味しさがあって、アイスもいいという気になった。

2時過ぎの電車に乗り、多気駅で紀勢本線に乗り換えてからは紀伊山地の山間と海岸線を走った。夕方ごろには霧雨が降っていて、外を見るのが楽しくなってきた。山間部は晴れよりも小雨が降っているくらいが寂しい感じがして良い。ずっとこんな静かな天気が続けばいいと思い、旅行中の楽しい時間とはこういう部分だと再確認した。
山間を抜けた後の海岸線も地形が面白くて飽きなかった。トンネルが多いのも、同じ車両にいた、しきりに歩き回って外の風景を撮影していた落ち着きのない40代くらいの女性に、良い具合に水を差してくれていてよかった。

f:id:pDEsym:20160912231747j:plain

f:id:pDEsym:20160912231802j:plain

動画しか撮っていなかったので、オヨ...な写真で我慢。

 

紀伊勝浦に到着した時には雨が止んでいたので、結局この日も折り畳み傘を使うことなく民宿まで辿り着き、三畳の独房の様な部屋に荷物を置いてから、近くの居酒屋で夕食を食べた。居酒屋とはいえ、お酒は苦手なのでソフトドリンクと海鮮丼を注文した。入る前は他の飲食店と変わらないと考えていたけれど、すぐ近くにワイワイやっているグループが2、3組いる中、一人食事をするのは中々心にクるものがあった。

f:id:pDEsym:20160912233454j:plain

強い心で食べた海鮮丼。
色々乗っていてどうかと思ったけれど、全部美味しかった。

宿に戻り、お風呂に入ろうと思ってバスタオルを探してみたものの、それらしいものが無い。予約した時に確認していなかったのだけれど、格安なだけあってバスタオルは置いていないらしかった。那智大社方面へ向かう国道沿いに、朝10時からやっている日帰り温泉があるとわかったので、熊野古道那智大滝へ行く翌朝の予定の時間を早めてお昼頃に温泉に入ることに決め、この日はそのまま寝た。

*1:冷たいと香りを感じづらくて違いが判らないような気がするし、市販のボトルコーヒーが十分に美味しいこともあって、普段喫茶店ではあまり飲まないでいた

西日本海岸線1日目

9月1日の夜、毎度のことながら眠れない。前日まで毎日のように夜更かしを繰り返していたのだから、規則正しいともいえるけれど、翌朝、というか数時間後には早起きをしないといけないから困る。
何とか2時間ほど睡眠をとることに成功し、オヨ...となりながら最寄り駅に到着した。始発の時間には窓口に駅員がいないので、相模線の終点茅ヶ崎駅で入鋏印を押してもらった。茅ヶ崎駅東海道線に乗り換え、西へ向かう。
8時頃に到着した沼津駅で一旦下車し、以前チェックした喫茶店で朝食にすることにした。何も考えていなかったけれど、8時はまだモーニングの時間で、メニューがモーニングセットしかなかった。主食としてパンを受け入れることはできないので、おにぎりのセットを注文し、棚から炒飯おにぎり*1を選んでコーヒーと一緒に食べた。眠かったので味はよく覚えていない。

東海道線は熱海までしか乗ったことが無かったので、車窓から富士山を見たのは初めてだった。存在感はあったけれど、冠雪がないせいで美しさが損なわれている気がした。
東海道線の車両は、豊橋からの新快速を除くとほとんどがロングシートで、景色が見づらく、座り心地もあまり良くないけれど、そもそも電車に乗って移動しているだけなのだから、楽しくなくたって嫌な気持ちにはならない。寝ぼけて関係の無い駅で降りてしまったり、のんびりしすぎて電車を逃したりしつつ、13時に名古屋に到着した。
自然が好きで、どちらかと言えば街はあまり好きではない僕が、1日目の宿泊地に名古屋を選んだのは、全国的に見ても喫茶店が非常に多く、鉄板ナポリタンというご当地ナポがある都市だからだ。日本ナポリタン学会ナポリタンマップを参考に、事前に調べた数店舗をお腹が許す限り調査することに決めていた。

 

一軒目

f:id:pDEsym:20160909221701j:plain

いきなりレベルが高すぎる。ソースの味と麺の硬さが完璧に近い。
卵はゆるい状態で提供され、顔を近づけるとふわっと卵の香りがしてくる具合。
ケチャップソースと相俟って、口の中ではオムライスの様な味にも感じられる。
ウインナーが燻製気味なのが唯一好みではなかった。

店内は明るくて、小さなレストランのようだった。居心地が良いとは言えないけれど、美味しい料理が出るのだから問題にはならない。あまり居心地が良すぎて回転率が悪くなるのもお店としては面倒だと思う。

 

二軒目

f:id:pDEsym:20160909224054j:plain

盛り付けが大変モイ。麺は中太で柔らかめ。
ソースはデミグラスソースが強くてナポリタンらしくはないけれど、これはこれで美味しいと思う。玉葱がスライスするように切られていて、食感に歯ごたえがあって面白かった。

ご主人と色々お話をした後で、テレビ塔へ向かった。お腹がいっぱいでもう飲食店には入りたくないし、人がたくさん集まるような施設に行くのも嫌だ。こんな風にしたいことが無くなったときに塔へ昇るのは僕の常套手段である。
エレベーターはガラス張りで、昇る最中にタワーの骨組みを見るのが楽しかった。タワーは昇っている最中が一番楽しいので、展望室についてからはやっぱりすることが無くなって、なぜかたくさん置いてあった水槽を眺めていた。

暫くしてお腹が落ち着いたので、ホテルに向かうことにした。安いビジネスホテルだったので、部屋にバス・トイレが付いておらず、ドライヤーもなかった。簡単にシャワーで済まし、疲れていたのでこの日はそのまま寝た。

*1:コンビニおにぎりの中では一番好き

たたたたたたたたたた

旅行準備

・経路の決定

今回はよそうかとも思ったけれど、よしたところで何か他にしたいことがあるわけでもないし、しなければならないことはあるけれど、今でなくても構わないものなので、やっぱり今回のお休みにも旅行をすることにした。それに、こんな風に恒例行事を作っておけば、1年の楽しみが保証される(気がする)のだ。

今回の経路がこれ!

f:id:pDEsym:20160909094857p:plain

東北には冬に行って寒い思いをしたいので、西か北海道で悩んで西にした。西日本方面には春休みにも行ったけれど、その時とは経路がほとんど違うので新鮮な気持ちで楽しめるはずだと思った。

 

・折り畳み傘

日頃の行いが良いせいか、今まで旅行中に雨に濡れたことはほとんどない。今回もきっとそうなるとは思うけれど、台風が来ているというから、念のために新しく折り畳み傘を買っておくことにした。
お店は前回傘を買った時と同じ、自由が丘にあるお店だ。2回目なのでそれほど時間はかけず、パパッと気に入ったものを見つけて購入した。

www.water-front.co.jp

トーキヨにお住まいの方は是非。

 

傘を買った後も前回と同様、喫茶店でお昼にした。

f:id:pDEsym:20160909182243j:plain

普段好んで食べる太麺の柔らかい麺とは真逆に近い。
具材の種類と切り方、そしてソースの味が大変モイ。麺とも良く絡んでいて、喫茶店でしか食べられないナポという感じ。

 

オヨ......何だこの記事。

モクモク............

お香を買った

良い香りがするというだけで、その場所を好きになったり、その人の事が気になったりすることがあると思う。普段生活をしている部屋がそんな空間になったら、毎日を楽しく過ごせそうだと思ったので、お香を買ってみることにした。
amazon(通販サイトの事である)でお香を探すと、香り・形状共に多くの種類が見られる。見ているだけでも中々楽しかったが、そもそも香炉を持っていない事に途中で気が付いたので、まずは香炉から探すことにした。綺麗なものから修飾の凝ったものまで、どれも魅力的に見えたが、今回も目覚まし時計の時と同様に、単体で楽しめるものを選んだ。インテリア的に映えるようなものは、将来一人暮らしを始めた時に良いものを新調しようと考えている。 

倒流香(流川香)*1専用の香炉で、色々な形のものがあった。このブランドではAからDの4種類があって、それぞれ甲乙付け難かったのだが、スティックタイプのものも使えて、それなりに形も面白いという理由でBを選んだ。

煙が下に流れる特性のせいで、香りがあまり広がらないのではないかと多少懸念してはいたものの、実際に使ってみると1つでもそれなりに香りが広がった。焚いているときの香りを楽しむのも勿論いいし、しばらくして、別の部屋から戻った時にふっと香る独特の香りを感じるのもまたいい。煙の下へ流れる様子は、初めこそ物珍しさもあって楽しかったものの、3回も見れば慣れてしまって、やはり煙は上へ昇るのを見るのが面白いという気になった。

 

楽しむための準備

上で書いたように、普段生活をしている部屋で楽しむ事を考えたり、身の回りにあるもので楽しむ事を考えるのは、自身の楽しむ力を養おうとする僕のテーマによるものだ。
「これさえあれば楽しく過ごせる!」と思えるような具体的な趣味などがあるのは一見すると好ましそうに思えるが、お金や時間の余裕がなくなって、思うように取り組めなくなったときに、反動で落ち込んでしまいそうだという不安がある。できるだけ、自分の手の常に届くもの以外には頼りすぎず、身近なもので楽しめるようにすることで、どんな場所、どんな時でも楽しめるようにする、というのがこのテーマの趣旨だ。
具体的に、通学・通勤時の心持について挙げれば、ただ目的地に到着する事だけを考えながらぼんやり歩いているのと、道中で見られるような街路樹や草花について、少しでも勉強した状態で歩くのとでは、楽しさが全然違う。多くの人が見過ごしている場面や、鬱屈するような場面で楽しめるようになったら、無敵さんだと思う。

*1:煙が下に流れていく中国のお香

準備をしている人に運はめぐる

目覚まし時計を買った

僕は生まれてからの毎日、欠かすことなく起床を繰り返してきた。21年と半年が過ぎ、これまでに8,000回近く起床を経験したことになるので、今頃は起床の達人になっていてもおかしくはないが、実際は反して、大学に入学してからというもの、日を重ねるごとに起床が下手になってきているのである。起床が下手になってきているのと同時に、朝起きる必要が無くなってきているのもまた事実なので、前までは特に何とも思っていなかったのだが、最近になって、そろそろ院試の事も考えて朝の過ごし方について見直さなければいけなくなった。
起きられなくなった原因は大体見当がついていて、1つは以前に比べて帰宅と夕食の時間が遅くなっている事。もう1つは布団に入ってからもだらだらとスマートフォンを弄っている事だ。帰宅と夕食の時間が遅くなっているのは、学校と両親の都合なので、僕にできる事は無い。自分の力ではどうにもならない事について悩んだり考えたりするのは無駄である。布団の中でスマートフォンを弄っている事については、寝る前に手の届かない場所に置いておけば済む話であるように思えるが、それはできない。その理由は僕が毎朝スマートフォンのアラームを使って起きているからで、結果的に眠りが浅いせいで二度寝してしまっているのだから本末転倒なのだけれど、アラーム無しで寝るのはやはり心配なので、結局毎回布団の中に持ち込んで二度寝を約束しているのである。

ここまでくれば誰でも目覚まし時計を買うべきだという結論に至ることだろうと思う。「明日からはきちんと朝に起きるぞ!」などと心の中だけで意気込むよりも、さっさと何か見える形で行動した方が良い。そういうわけで、目覚まし時計を買った。

デザインが凝っているのは浮いてしまいそうだと思ったので、シンプルで、大きくないものを探していたところ、この時計が面白そうだったので選んだ。ボタンを押して時刻を表示しないと、とても時計だとは思えないような、不気味な程のシンプルさに加えて、時計の主要な機能に関する売りが少なく、送料も756円もするせいか、レビューが一件もない。僕にとってはこれらの特徴全てが魅力的に感じられた。別売の単4電池が必要なところもたまらない。

届いてから実際に使ってみると、やっぱりスマートフォンを弄らないと断然眠気が来るのが早く、目覚めも良かった。起床の達人に近づけたに違いない。

 

今日のナポリタン

今日は選挙の投票に出掛けた。会場の小学校の敷地内に、生徒が育てている朝顔と野菜の鉢が並んでいるのを見て、1年生の夏休みに朝顔の鉢を家に持ち帰るのを忘れた事や、自分が育てた茄子で味噌汁を作った事などを思い出した。
投票を終えた後は、UNIQLOへ行った。数日前にも行ってステテコやタンクトップなどを買ったけれど、買い忘れがあったので選挙のついでに行くことにした。目当ての品を買い、お直しをしてもらっている間に、お店の外を散歩して、通り沿いに見つけた喫茶店に入った。この通りは今までにも何度も通ったことがあったし、お店の存在も知ってはいたけれど、まだ喫茶店調査に目覚める前で、地下店舗で独特の入りづらさもあったため、視界には入っていたものの、まともに見てはいなかった。
入ってみると、「いらっしゃいませ」と迎えられるでもなく、席を案内されることもなかったので、とりあえず空いている席に座った。少ししてからメニューが来た。グラタンとドリアをおすすめしている様子だったので、初めはドリアを注文しようかと思っていたけれど、じっくりメニューを見ていくと「ナポリ風スパゲティ」の文字が目に入り、気が変わった。「ナポリタン」と言わずにわざわざ「ナポリ風スパゲティ」と言うところが気になったものの、ナポリタンには違いないと思ったので、調査することにした。

f:id:pDEsym:20160710214857j:plain

サラダは綺麗な彩りで、お皿とも合っていて可愛らしい。
食べてみても美味しかった。

f:id:pDEsym:20160710215258j:plain

これは絶妙だ!
少しおしゃれな雰囲気もありつつ、カッコつけていない素朴なケチャップの味がちゃんとする。麺は少しかためで、「パスタ(ドヤ)」になりがちなところだけれど、これはそんな風でもない。普通に具だくさんで美味しいナポだ。

ふらっと入ったお店で思いがけず美味しいナポが食べられてラッキーだった。モイ。